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アメリカン・プロレスって・・・? [エンターテイメント]

プロレスはやらせや!誰が勝つかきまってるんやろ?

最初はさすがにプロレス好きの僕としては返す言葉がなかった。けれどこの言葉を吐くということはプロレスファンにとっては
タブーなんですよ。

たとえば、ドロップキックひとつにしても当たってもいないのに倒れて胸を押さえてるのは変!!
あの~これはですね。相手の受身の上手い下手が関係することであって、それをかける側が考慮して仕掛けるわけです。

試合を生で見られた方なら、お分かりになるかと思いますが、前座あたりの試合って本当に受けにしても攻めにしても雑なんですよ。
それが徐々にメインイベントが近づくにつれ、派手に痛みを感じる音がするようになってきます。

結局はやらせじゃん!!・・・ あ! それ タブー ですよ。


そのタブーについて堂々と認めて成功した会社があります。
1980年台後半、WWFオーナー、ビンス・マクマホンがケーブルTVと手を組み、ペイ・パー・ビューのシステムを取り入れたことから始まります。
それまでは大義名分としてプロレスはスポーツでした。そのためWWFも州体育協会の管轄下にありその収益金の一部を納めるように言われたことが発端で、その時ビンスが「プロレスはスポーツではなく、スポーツエンターテインメントなんですよ」これにて収益金を収める必要はなくなった。
これだけ書けば、ビンスの人柄がせこいと誤解されることになるのでもうひとつ。
当時、試合中の選手が台本とおりやって怪我をした。だから保障金を支払え!!と裁判をおこされ、裁判官に「台本はあるのか?」と聞かれ「あります」と答え補償金を支払っている。
このことは将来的な展望を見据えての考えであったかは、わからないが、この「エンターテイメント宣言」からプロレスの流れが変わり、WWFの大企業への道が開けたのも事実である。

1999年10月 WWFは株式公開を果たしている。
投資家に向けてつくられる「購入目論見書」があるが、ビンスが「ストーリーに計ったエンターテインメントを提供している会社」と宣言したからこそ、WWFの会社の実態を公開でき、株式公開を果たせたのだ。

アメリカンプロレスはやらせとか、八百長とかの議論は必要なく、すべてはショーである。

「ビヨンド・ザ・マット」というドキュメンタリー映画があるが、これはWWF内部の実態を、レスラーの家族、試合内容の打ち合わせ・・・華やかなショーの裏側を見せてくれる。ショーとは言え、血を流し、時には骨を折るなどの重傷を負う。

一度借りて観て下さい。一応アカデミー賞ドキュメンタリー部門の最終12作品に選ばれている作品です。笑いあり、涙あり、面白いですよ。


ビヨンド・ザ・マット

ビヨンド・ザ・マット

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • メディア: DVD



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