カワラニサイ 『ホカベン』

上戸　彩主演『ホカベン』始まりましたね。

最初聞いたときはほっかほっか亭の話かと・・・違うんですね。
ホカベンとはほっかほっかの新人弁護士の話です。たぶんそう言う意味・・・

原作は中島博行さん。横浜で弁護士事務所を開業している横浜弁護士会所属の弁護士さんなんです。

犯罪被害者の支援活動にも尽力しているそうで、この漫画の主眼がそこにある理由がわかる気もする。
この方、デビュー作「検察捜査」で第40回江戸川乱歩賞を受賞してます。

作画はカワラニサイさん。講談社「イブニング」の新人賞受賞作家。


主人公堂本孝。厳しい司法試験の狭き門をくぐりぬけ、長い研修期間を追えようやく新人弁護士（ホカベン）として世にでることになる。

『誰よりも正当に弱い人間を守ることができる』という理想に燃えて法律事務所「エムザ」に入所。
配属先は「プロフェッショナル・ボランティア」通称「プロボノセクション」・・・「プロボノ」とは、公共の利益のために社会奉仕をすることで、低報酬で社会的・経済的弱者を守る意味を持つ活動。
そこで堂本は『法律が弱者を守ることはない。法は人間が人間のために創り出した強力で都合のいい武器だ』という杉崎と出会う。直属の上司だ。

その杉崎と3日後、共同受任である離婚協定を受け持つことになる・・・


法律は守って当たり前。
当たり前でありながら矛盾していることも正当化できる力がある。

使う側によって、時には盾となり、時には銃となるのである。

ホカベン (1) (イブニングKC)

• 作者: 中嶋 博行
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2003/10/23
• メディア: コミック

タグ：ホカベン カワラニサイ 上戸彩