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プルタブ収集は本当に社会に奉仕できるの? [今日のひとこと]

数年前にある会社がプルタブを収集しているから協力して欲しいと聞いた。
理由は車椅子に変え、寄付するためと。

どれだけ集めると車椅子に変わるのか?と聞いたら3トントラック満タンにして数台分と言う。
言っている本人にもよくわかっていない。

20080428 プルタブ収集.JPG
その日からできるだけ集めてみるが、途中面倒臭いこともあり集めなくなったのだが・・・

しかし・・・子供たちが続けていた。

少しでも社会奉仕に役立つと想い続けているんだろう。

わずかでも誰かのためにやる。その気持ちがあるってことは親としてとても嬉しいことデス[るんるん]


そこで車椅子に換えるために必要なプルタブは何個なんだろ?

ずっと思っていた疑問を調べてみました。

すると、アルミ製車椅子一台に、プルタブ160万個(アルミ資源800Kg)必要なようです。※プルタブ1個0.5g

なんだか想像もつかない量です。

プルタブはドラム缶1本に約18万個入るようです。したがって9本分となります。
それにもう4本分運送料として必要ということのようです。

参照HP・・・「環公害防止連絡協議会」

じゃ、車椅子は幾らぐらいなの?調べてみた。

『amazon』にて

ベーシックモジュールアルミ自走用車椅子BM22-40SB-M/緑チェック

ベーシックモジュールアルミ自走用車椅子BM22-40SB-M/緑チェック

  • 出版社/メーカー: ベーシックモジュールアルミ自走用車椅子
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品


上記車椅子が2万6千円(定価95000円)で出てました。

いろいろ車椅子を見てみると定価は10万円くらい。安くなって4~5万円です。

と言うことは[たらーっ(汗)]

まぁ、大切なのは気持ちの問題ですね。


そもそも何故プルタブが集められるようになったのか。

歴史を紐解くと環境問題があったようです。

昔の飲料缶はプルトップが今のように缶にくっついたタイプではなく、一体化していなかった。
飲むときはプルタブを取る方式だったため、ゴミとしてそこら中に散乱していた。
それで、その切り口が危ないと言うことでボランティア団体などで回収運動が始まった。

プルタブ=車椅子の考えが一人歩きするきっかけは、1983年にさだまさしさんがご自身のラジオ番組で呼びかけられた運動だと言わている。
当番組にて実際にリスナーから寄せられたプルタブを金属回収業者に引き取ってもらうことによって換金し、病院に車椅子を2台寄付する。

どこをどう間違えたのか『環境美化・保護のためにプルタブを集め、車椅子を得る』から『車椅子のためにプルタブを集める』と言った解釈されるようになっていた。

お恥ずかしい話ですが・・・僕もその一人でした[バッド(下向き矢印)]
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